ざいさん

財産分与請求権とは

離婚を考えている夫婦にとって離婚届を提出すればはい終わり!というわけにはいかないのはわかりますよね。

様々な手続きが沢山あり、お互いが納得した上で新たなスタートを迎えるためには時間がかかります。

もちろん、離婚の原因にもよって変わってきますので一概にいうことはできませんが、
円満離婚をする方にも離婚しなくてはいけない何か理由があるわけですから、
その原因を解決とはいかないまでも、お互いが納得した上で話し合いを進めていきたいですよね。

そこで、離婚後行う手続きの一つに財産分与請求権というものがあります。
財産分与請求権とは、夫婦が離婚した場合に相手方に財産分与の請求をできる権利になります。
離婚原因が自分にあったとしても、不法行為による慰謝料の請求とはまた違いますので、相手方に請求することができます。

実際の財産分与は、基本的に2人で話し合って決めることになります。
結婚生活中の貯金や購入した土地や建物、家財道具などを含めすべての共同の財産となるものを平等に分け合い、
支払い金額やそれらを払う期間、一括または分割払いなどの支払方法などにおいてもこと細かに決めていきます。

財産分与の対象となるものは、あくまでも結婚生活中のものであり、結婚前からの財産や親からの相続品、
または個人を特定できる物に関しては対象外となりますので、しっかりと確認しておきましょう。
そして、お互いに合意したのちに後のトラブルを防ぐために離婚協議書などでしっかりと証明となるものを残しておきましょう。

また、夫婦の話し合いで決まらない場合や、協議することができない状況である場合には、
家庭裁判所にて財産分与の請求の調停を申し立てることができます。
調停によっても成立しない場合には、審判に進んでいきます。

また財産分与の請求の期間は、離婚後2年になります。
2年が過ぎますと、財産分与請求権は無効になり、請求したくてもできなくなりますので注意してください。